讃岐(さぬき)うどん食いまくりツアー(2000年)その5
讃岐(さぬき)うどん食いまくりツアーの次の目的地だが、同じ見開きに「満濃トライアングル」が載っているので、そちらに向かう事にした。
満濃トライアングルというのは、うまひゃひゃさぬきうどんの原点とも言える「恐るべきさぬきうどん」でそう呼ばれている、仲多度郡満濃町吉野の吉野交差点をはさんで営業している3軒の讃岐(さぬき)うどん屋のことである。
最短距離をたどるなら、もと来た47号線を東に向かって、同じ交差点を南に曲がって進むのが良いのだが、さとなおさん夫妻にそのネーミングセンスを絶賛され、香子さんがわざわざ予約して泊まったというラブホテル「ヨーロ・レイ・ヒー」と、真っ赤な看板をぜひとも見てみたいと思って、西に向かった。
・・・ない。地図を見る限り、場所は間違っていないはず。でも、ない。あるのは、こんな「ホテル・オリーブ」とか「ホテル・レモネード」とかいう看板のみ。
いらぬ寄り道をしたおかげで、途中、道を間違えて、とんでもなく狭い道を走るはめになったものの、ようやく3軒の讃岐(さぬき)うどん屋が並ぶ満濃トライアングルにたどり着いた。
とりあえず1番すいていた「そのうち行ってみたい柳生屋」に入ってみる。讃岐(さぬき)うどんの定番・ぶっかけを頼んだのだが、どうも、麺をズルズルとすする時の唇の触感がザラザラしているのだ。正直、あまり満足できなかった。
うまひゃひゃさぬきうどんに柳生屋に行った話が載っていなかった理由がわかった気がする。